トルコの遺跡 priene[プリエネ/1997.04.28]

山裾に広がる廃虚

022.jpg

ほとんど手入れされていないし、訪れる人も少ないみたい。
途中ですれ違ったのは4人組のフランス人グループひとつだけ。
おまけに険しい岩山が背後にそびえていて、シーンと静まりかえっている。
時おり羊飼いとすれ違うだけ。ちょっと恐い。
アレキサンダー大王だ滞在したという神殿を探して奥へ奥へと進んでみたけれど、
どれも建物の基檀部分だけしか残っていないし、看板もないのでどれが何かまではわからない。
まぁいい、ここへ来ること、この景色を目で、肌で感じることが目的なのだから。


小さな劇場だけど、貴賓席は残っていた。047.jpg
肘置きの部分にライオンの脚が彫り込まれている。
現在の地形からはとても考えられないけれど、プリエネが栄えていた紀元前4世紀当時、ここは海に面した港町だった。
紀元前10世紀頃にカリア人が住み始め、後にギリシアから移住してきたイオニア人が、ヘレニズムの都市計画に基づいた街を建設。
同じようにして繁栄したミレトス、ディディムとは至近距離だけど、ドルムシュでまわろうとするとかなり遠回りすることになる。かなり大変。


アテナ神殿の柱

紀元前4世紀に建設が始まったアテナ神殿は、
東方遠征中だったアレキサンダー大王が立ち寄りった際、援助したことで完成したという。

048.jpgベルリン・ペルガモン博物館には修復されたアテナ神殿の柱が展示されている。
1998.06.16

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック